Funkotのドラムフィル(ビートの刻み)についての所見
このポストが少し話題になっていました。
「ファンコット」を作りたいと思う人は、原理原則を頭に叩き込んでください。
— プレミアムブラック圧 (@RNbasis) April 23, 2026
もうこれは絶対の掟です。
①ビートを刻め、もう大丈夫と思った以上に刻め
②troublejazz snarerollを使うな
③ビートを刻め
④カウベルと声ネタは小さく、ライドやハイハットも足す
⑤スネアを重ねて大きく
⑥ビートを刻
このポスト自体は明らかに(有識者による)ネタツイですが、Funkotにおけるビートの刻みやフィルの使い方が重要なのは確かだと感じています。
今回は、Funkotのフィルに着目する面白さを個人的な視点から書いてみます。
※本記事は音源の引用が多いため、視聴できる環境で読むことをおすすめします。
この記事における「ドラムフィル」とは
最初に、この記事における「ドラムフィル(または単にフィル)」の定義を明確にしていきたいと思います。
一般的にフィルとはドラムのフィルイン(曲の区切りや展開前に入る装飾的なフレーズ)のことを指します。
DJ Ronny - I Like It Loud 2012(X-TREME HARD COMPILATION VOL.5収録)のイントロ33小節目から16小節を取り出した音源です。
(現代的なFunkotは基本的に16小節ごとに展開します。)
8小節目と最後の2小節(15~16小節目)に着目して聴いてみてください。
Funkotのビートのキックやスネアが連打され、そこに様々な音が乗っていることが確認できます。
こちらは8小節目を手持ちのサンプルで打ち直したものです。
ビートの刻みが「ドッドッドッタッドッドドタタドッ」、その上にDRUM SNARE ROLL 3(Funkotで定番のフィルループの一つ)が乗っています。
このようなビートの刻みとループ、さらに言えばFX(例えばテープストップ音)との組み合わせを私は大まかにフィルと呼んでいます。
Funkotでは、一つの展開のうちの8小節目及び16小節目にフィルと呼べる構造が入ることが多いです。
なお、あくまでこの記事内での便宜上の呼称であり、現地で一般的な定義というわけではありませんので、ご留意いただければと思います。
いろいろなフィル
フィルの概念について説明を終えたところで、以下にフィルが特徴的な楽曲をいくつか挙げていきます。
まずは、Apin17 - Water Canonのサビ周辺32小節です。
特筆すべきところと言えば、7小節目からキックを連打し始めて8小節目のフィルへの期待感を作っているところや、24小節目で音を抜いて「ピュンピュン」というFXでキメを作っているところなどでしょうか。
それ以外の箇所でも先ほどのI Like It Loud 2012とはかなり違った雰囲気を感じられると思います。
続いてはRickoCyber - Anthem #1のサビ後16小節です。
こちらは基本的な8小節おきのフィルだけではなく、4小節目の最後にビートを抜いてFXを入れていることが特徴的です。
毎回こうだとやや食傷気味になりそうですが、時々このような展開を入れるとアクセントになりますね。
Riino 105 - Sound Of My Dreamのイントロの一部です。
Riino(現Rino)の昔の曲はこの8小節目の非常に細かくキックを連打したフィルが多用されており、独特の個性を作っていました。
最後に、インドネシアの中でも非常に独特なフィルを作るNdeYogaのBukan Pengimis Cintaの一部を紹介します。
こちらはイントロにおいて、他の曲ではあまり聴かない1~2小節目にビートの刻みが存在します。
8小節目、14小節目~の刻みもかなり細かく、独自性が高いです。
同じ曲のボーカル部分で、これはフィルというより展開に合わせてビートを刻んでいるという感じですが、非常に印象的なので紹介します。
フィルに着目することの面白さ
1. 曲に個性を出せる/見い出せる
Funkotは基本的に定番のサンプルを使いながらどれだけ楽曲にオリジナリティを出せるかが勝負のジャンルと言えます。そのため、ドラムフィルは楽曲の個性を左右する重要な要素だと思います。
もちろん展開やメロディなどの大前提となる評価ポイントも多数ありますが、フィルの個性はその曲特有のグルーヴに関わる重要な箇所だと感じています。
2. 作者を推定する材料になる
Funkotのトラックはその性質上、作者の名義がわからない状態で出回っていることがあります。そういった場合、作者を判断する上でフィルの個性がとても役に立ちます。
もちろん、最終的には他の要素も含めた総合的な判断になりますが、先ほど挙げたApin17やRiinoのようにフィルの個性が強いリミキサーであれば、大きな判断材料になります。
3. 流行や系譜を知れる
一番最初に紹介したDJ Ronny - I Like It Loud 2012で使用されているフィルは、インドネシアで古くから活動しているDJ Andyが制作したプロジェクトファイルのもので、登場してから現在に至るまで現地で流用され続けている非常に主流なスタイルの一つです。
(Andy率いるNRC DJ Teamの面々が特に使用することもあり、私は俗にNRCスタイルと呼んでいます。)
ちなみに、このI Like It LoudそのものがそもそもRonnyではなくAndyの曲だという話もあるのですが、非常にややこしいので一旦無視してもらえればと思います。Ronny本人の作風はAndyとはかなり異なります。
こういったプロジェクトの流用がインドネシアでFunkotを作っている方々の間で時折行われるため、
- 誰が誰に曲作りを教わっている
- 誰のプロジェクトが出回っている
- 以前は別のスタイルだった人が、最近別の系統のプロジェクトを使い始めた
などといった背景を想像しながら曲を聴けるのもFunkotの面白さの一つです。
(これはもはやフィル単体の話ではありませんが…。)
プロジェクト流用まで行かなくても、フィルから影響関係を推測することはできます。
たとえば955期のAndyは当時のApin17に影響を受けて7小節目のキック連打を取り入れたように思えます。
他にも、Use L3がキックを8~16分で連打する時にクラッシュを重ねるのはDealyの影響ではないか、といった推測もできます。
こうした視点で見ると、フィルを観察することで、リミキサー同士が互いに与え合ってきた影響関係をある程度読み取ることもできるのではないでしょうか。
(固有名詞は一例なので、詳しくわからなくても雰囲気を掴んでいただければ大丈夫です。)
おわりに
今回はFunkotのドラムフィルにフォーカスした聴き方、楽しみ方について個人的な所見をまとめてみました。曲を聴く際や楽曲制作の参考になれば幸いです。
ちなみに、「もう大丈夫と思った以上に」刻む必要は特にないと思います。逆に、8小節目に刻みがない曲もあります。
曲を作っている方は、まず好きな曲のフィルを真似してみると、そのあたりの塩梅が掴めてくると思います。
Funkotとは:By Aki L3
前置き
こちらの記事は2019年に当時私が持っていた情報と現地インドネシアのDJ・リミキサーの方々から伺った内容を元に書いた記事です。独自研究や古い情報も混じっていますが、自分なりにFunkotの歴史や魅力を最大限伝えられるよう書いたと記憶しております。リンク切れになっている楽曲もありますが、音源の性質上差し替えが難しいためご了承いただけますと幸いです。
古いスタイルのFunkotについて知りたい場合はピアノ男氏によるこちらの記事も合わせてご覧いただければと思います。正確性もこちらの方が高いと思われます。
オールドスクールFUNKOTの今 —ロストメディア化するFUNKOT編— - おたくのテクノ
Funkotって?
Funkotとは、インドネシア発祥の高速ダンスミュージックの呼称です。
ドッタドッドタ、という独特なドラムパターン、ベースのリズム、180 BPMでのグルーヴ(クラブでプレイされる際はさらに高速!)で日本でも少なくない人々を魅了しています。
国内でも多数イベントが行われており、クラブで体感できる機会も多いはず!
Funkotってどんな音楽なの?って方はまず是非こちらを聴いてみてください。
※国内最古参トラックメイカーJMBS氏によるインドネシアのヒット曲「Asal Kau Bahagia」のリミックス。
Funkotの成り立ち
Funkot成立以前、94~96年にはインドネシアでは主にオランダ、イタリア、フランスの音楽がプレイされていました。
Funkotが生まれる以前にインドネシアでかかっていた曲のMix
これらの音楽はFunkotのルーツと言えます。
そんな曲たちに影響を受けつつ、1996年以降インドネシアのDJ達の手によりアップデートされ、1999年にFunkotというジャンルは誕生しました。
1999年頃、DJ YohanesというDJがスラバヤでFunkotをプレイし始めました。
その後、Jockie SaputraとTommy FansがDJとして台頭し(彼らはそれ以前はHouseやRaggaeのRemixerでした)、彼らはRemixerでもありましたが、当時のクラブでプレイされていた曲の85%はC2 House、Krazy Sandy、そしてGassanovの曲でした。
Funkot最初期の音源。基本的なグルーヴは完成しているが、現在よりもかなりハウシーでシックな印象。
その後、Abaz、 Ricky Kent、Yosep、そしてジャカルタのMillennium(かつてジャカルタに存在したクラブ)のDJたちがFunkotを製作し始めました。
その頃インドネシアに輸入されたTrance、Euro Danceなどの影響を受け、よりメロディックに変化していきます。
2001年頃のFunkot音源(作者不明)。House的なグルーヴとEuro Danceのわかりやすいシンセリフが混在しています。
ちなみにTommy FanzはRemixもしていましたが当時は殆どAbaz(後のCyberDJ™)の曲をプレイしていたそうです。
スラバヤの地で誕生し、ジャカルタのDJによってプレイされたことにより各地に広まっていったFunkot。
こちらはFunkot黎明期のトラックを含有したミックステープです。
BPMもまだ遅く、近代のFunkotからは想像もつかないという方も多いと思います。
※DJ Nicko曰く、このミックステープの曲は実際には若干タイトルに反し2001-2002年前後の曲が多いようです。しかしFunkot黎明期の雰囲気は感じ取ってもらえると思います。
ちなみに、2000年代初頭のDJ達はEuro Danceのトラックをベースにエディットを行いFunky Beat(いわゆるFunkotのビートのパート)を追加するなどの行為も行っていたそうです。そのためイントロが四つ打ちのトラックなども多々存在していたそう。
※こちらの動画ではかつてインドネシアのメダンに存在したクラブ「M3 Entertainmant」のレジテントDJであったApin17とDJ Nickoの対談によってFunkotの歴史が語られています。
英語字幕もあるので是非閲覧することをオススメします。
そして、ドラッグの影響を受けたFunkotは170、175、180とどんどん高速化の一途を辿ります。こちらは2006年頃の曲を中心にミックスした音源となりますが、大分早くなっているのがわかると思います。
こちらが2008年頃の曲中心のミックステープ
かなり現代のFunkotに近く、高速化していることがわかります。
というわけで、2001年頃から2008年頃にかけて現在の形のFunkotが確立していったのがお解りいただけたかと思います。
現代のFunkotは?
House、Euro Danceの影響を受けて確立していったFunkot。
現地では「Funkotはドラッグが無いと楽しめない!」という意見もあるそうで(筆者はそうは思いませんが)後述するBBに立場を奪われている現状もあるようですが、
それでも根強いファンに支えられ、毎日のように新曲がSoundCloudにアップロードされています。
また、様々なジャンルを多様な形で取り込みつつ、日々進化し続けています。
そんなFunkotは今どんなスタイルになっているのか、というのを少しご紹介していきたいと思います。
Armin Van Buuren - Blah Blah Blah [Liet] (VDP NRC Remix)
大ヒット曲かつPsy Tranceである原曲をFunkotに落とし込んだこの曲。
近代的な構造(Trapパート、Big Room KickでのFunky Beatなど)をしっかり押さえつつHardfunk(ミニマルでインストなトラック)に落とし込んだ珠玉の一曲。
4つ打ちパートやAcidの音がたまりません。
李袁傑 - 離人愁_[Yasuetti]_(aGas L3 REMIX)
中国語のヒット曲(マンダリン)のRemix。
Jersey ClubやFuture Bassなどの影響を大胆に取り入れた曲です。
それでいながらFunkot的な美しさを保っており、非常に完成度の高いトラックになっています。
個人的には現代Funkotの完成系の一つではないかと思っているほどです。
Seventeen - Kemarin _Aki (Willy L3 Remix)
インドネシアの津波で亡くなったバンドへの追悼で製作された、Seventeen - KemarinのRemixの一つ。
Trapパート、180 BPMでのPsy Tranceパートなど、最新Funkotのすべてが詰まっているといっても過言ではない一曲になっています。
Willy L3は現在のインドネシアではトップクラスの技術力を持っているといっても過言ではないのでFunkotの最新を知りたいのであれば是非フォローすることをおすすめいたします。
Willy L3 - Turn Up Dat Birds
こちらもWilly L3によるトラック。
「BPM遅いしFunkotじゃないじゃん!」と思われるかもしれませんが、これは曲の間にBPMが落ちる「Downbeat (db)」と呼ばれるスタイルです。
Downbeatで別のジャンルに変化する曲も多く(主にTrance、Hands Up、Hardstyleなど)、Funkotの曲のバリエーションを格段に豊かにしています。
Psy TranceやJungle Terrorなどの影響を受けたと思われますが、完全にやりたい放題です。
こうしたキメラ的なグルーヴが生まれるのもFunkotの面白いところだと思います。
FF - Taki Taki Baby _(bTo)
こちらは変わり種。普段はBB(BreakBeatの略。130 BPM程度の遅いFunkotのようなジャンル。現在のインドネシアのメインストリーム。)を製作しているFAHMY FAYによるFunkotトラック。
大ヒット曲「DJ Snake - Taki Taki ft. Selena Gomez, Ozuna, Cardi B」のRemixです。
昔ながらのFunkotのスタイルを踏襲しながらも独自のサウンドに落とし込む技術力は流石と言ったところ。今後はBB勢のFunkotにも期待ですね。
Funkotをクラブで聴きたい!/入手したい!
ここまで読んでFunkotをクラブで聴きたい!と思った皆さん。
実は日本でもFunkotイベントは多数開催されております。
こちらのカレンダーにFunkotイベントがまとめられているので是非ご覧ください。
#ティッケー情報 カレンダーに来年3月までのティッケー情報が続々と集まっています!
— 【ティッケー情報】 (@funkot_info) 2019年5月8日
地域ごとにラベル分けされているためお住いの、または遊びに行く地域のFunkotパーティー情報が一目でわかって便利なので是非ご活用ください! #Funkothttps://t.co/sMBdIOWTEI pic.twitter.com/FYSjZlb8cQ
また、こちらは先述のJMBS氏によるFunkotの解説(音源の入手リンクなども載っています。)
Twitterでは
#FunkotタグにてFunkot情報を多くの方が発信していますので情報収集にはうってつけなのではないかと思います。
それでは今回はこの辺で・・・
個人的 2020年良かったFunkot
Akiです。今年は音楽の嗜好が少し広がり例年よりはジャンルに囚われず色々な音楽を聴けたと自負しているのですが、
総数でいうと結局相変わらずFunkotばかり聴いていました。
せっかく沢山聴いたのでネットでストリーミングが可能な中で個人的に良かったトラックをいくつか選んで掲載しようと思います。
最初はTOP~にしようと思いましたが音楽に順位をつけてもあまり意味が無いなと思ったので順不同で載せます。
(思いつきながら書いてるので本当に順番に意味はないです。)
Floorfilla - Anthem #5 [NoX2 L3 Remix]
L3名義も板についてきたDJ HANOCKことNoX2氏、今年も彼らしい飛び道具的な展開が楽しいRemixを多数発表していました。
これはFunkotではアンセム、というより無くてはならないレベルで声ネタやフレーズが使用されているFloorfillaの楽曲の一つ「Anthem #5」のRemixです。
この曲はインドネシアのAkbarという人のオーダーなのですがこの人はこういうFunkotで過去に多数Remixされていた曲ばかりオーダーしてます。オタクですね。
畳みかけるような目まぐるしい展開がカッコいいです。
HardのパートでPsyのビートを使った展開はもうかなり一般的になってきた感じがするので、来年はそろそろ新しい捻りのある展開が生れると嬉しいな。(余談です。)
Sound Of The Drums_(Armin van Buuren Ft Laura Jansen)_(Use L3 Remix)_[Akbar]
Useは去年くらいまでそれまでの作風と比べてどの曲も使い回しや似たような展開が多く、少し寂しい気持ちがあったのですが、
今年の曲は面白い展開がある曲が多く一皮むけた印象がありました。
こちらはトランシーさもありつつ、2:27からのFloatの音使いが異常すぎてすごい。
入手できなかったのでこのプレビューをヘビロテしてました。もっと長尺で聴きたいな…。
Do As Infinity / 深い森 - Fukai Mori_(aGas L3 REMIX)_[ Album aGas L3 Vol.I ]
今年来日予定でしたが、諸々の情勢の影響で残念ながらキャンセルになってしまったaGas L3が来日の際イベントでリリース予定だったアルバム(結局ネットでプライベートにリリースされました)に収録された曲です。
aGasは去年くらいから今までにない斬新な楽曲を発表していましたが、今年に入ってからも凄かった!一曲に入ってる展開の量が多すぎる。
WillyのフォロワーであるaGasはこういうエモーショナルな楽曲のRemixが得意で、この曲でもかなり素晴らしいシンセリフを書いてくれています。
因みに割高ですがBandcampで買えます。
Savior Of Song [Panyaki] (N.S.PUTRA L3 Remix)
日本のFunkot DJ、PanyakiさんのオーダーでN.S.PUTRA L3がナノ - SAVIOR OF SONGをRemixした楽曲です。
ギターが入ったり(本人はRockパートであると主張しているらしい)、RIOT - Overkillのドロップがそのまま引用されていたりと、かなり思い切った展開が多くカッコいい!今年NSPはかなり意欲的なRemixを多数制作していたので、来年も期待です。
Alone Part2 Versi Funkot - Alan Walker & Ava Max - Alone Part2 (WillyL3 Ft Bintoro Remix)
L3のボスであるWillyの今年の曲はかなりエクスペリメンタルな感じでした。
この曲はびっくりFloat部門(?)第一位かも。Footworkあたりに影響を受けてるのでしょうか…?
ミックスも圧倒的にクリーンになり、UK Bassなどに影響を受けていそうな独自路線を突き進み始めていて個人的に今後どうなっていくのか期待しております。
LOS DOL Db #2020 [ PrazRMX ]
Los Dolは今年流行したLagu Indoの中ではかなり好みの曲でした。
このRemixはRemix4LifeスタイルにJaipongが加わった感じで面白いです。
PrazはNRCに加入していたのでこういうスタイルはもう聴けなくなるのかな…。
Where Are You Hardmix - DJ Liet • Dugem Rising™
DUGEM RISINGのチームメイトのLietくんの曲です。NRC加入おめでとうございます。
彼は今年かなりの数Hardfunkを制作していてどれもクオリティが高かったのですが、特にお気に入りなのはこれでした。
この曲は僕が主催したコンピレーションアルバム(これ)に提供していただいた楽曲なのですが、Floatの音使いが独特で面白いです。
Hardstyleのキックを使った展開はフロアでも好評だったので今後もヘヴィープレイしていきそう。
Pura - Pura Lupa Cover Metha [Zibiyan]
今はなきジャカルタEXOTIC DISCOTHEQUEのレジデントDJだったFarizが今年になってRemixを再開しました。
この曲は今年流行したLagu Indoの一つ、「Pura Pura Lupa」のRemixです。切なくて多幸感のあるいい曲ですね。
原曲は男性ボーカルですがちょっと安っぽい女性のカバーが使われているのもFunkotらしくていい感じです。
シンプルなRemixですがFunkot本来の良さが詰まった楽曲になっていると感じられてお気に入りです。
因みに僕が2020年にSoundCloudで一番聴いた曲はこれでした。
Pura Pura Lupa (VERSI JEPANG)(rawham Remix)
上と同じ元ネタ(の日本語カバー)になるのですが、こちらは日本のRemixerのrawhamくんのバージョンです。
DJではこちらの方がプレイしたように思います。Happy Hardcoreのようなスタブとブレイクビーツの暴れる4つ打ちの展開がクール!
rawhamくんはこのクオリティでFunkotを作り始めて1年と少しなので本当にすごい才能です。
NRC DJ™ â • NdeYoga - RINDIK GENI ALUNAN SUNDA
安心お宿です。NdeYogaはBalinese Styleを掲げており、バリ島のガムランの音を使用したかなり独自のスタイルを制作しています。
全く本物のガムランの奏法などは無視していそうですがむしろFunkotらしくて良いですね。
この曲は郷愁を感じる切なげでまったりとした響きが美しいです。
クラブではプレイしづらいですが今までにないユニークなスタイルで今年の楽曲の中ではかなり好きな部類でした。
来年もたくさんFunkotを聴こう!
インドネシアのチーム「788 Remix」がFunkot楽曲の制作コンテストを開催

2020年に多くのインドネシアのDJ/Remixerを擁してTeddyことD2によって設立された新興Remixチーム「788 Remix」がFunkotの楽曲制作コンテストを開催するようです。

因みに788 Remixのメンバーはこんな感じ。ベテラン揃いの錚々たるメンバーですね。FUNKOT RISINGって何なんでしょうか。
こちらのページに書いてある概要を大まかに和訳してみました。
Funkot Rising Remix Competition 2021
全てのインドネシア/日本のFunkot Remixerの皆さん、788 Remixが主催するFunkot Remixコンペティションへようこそ。
この催しはNRC DJ Team、L3 Remix、©17、そしてDJ Nickoによってサポートされています。
規約
①オリジナル楽曲であること。
自作のメロディもしくはボーカルを使用することができます。
HardとDownbeatどちらのスタイルでも構いません。
楽曲は6分以上、12分以内に収めてください。
②既存曲のメロディーやボーカルのアカペラを使用することはできません。
(これに関しては、声ネタや短いループのようなものであればOKのようです。イントロに既存の歌モノのアカペラをそのまま使うなどはアウトであると考えられます。)
③ゴーストライターを使うことは出来ません。
④クリエイティビティと誠実さを優先します。
⑤このコンテストは全て788 Remixによって運営されます。
⑥これらの規約に違反する場合、失格とします。
⑦使用するDAW/アプリケーションは自由です。
⑧Facebookの788 Remixのファンページをフォロー/いいねしてください。
審査員
評価基準
①クリエイティビティ (0~99ポイントの間で評価))
②サウンドのクオリティ (同上)
期間
エントリー受付期間
2020/12/1(火)~2020/12/15(火)
提出期限
2020/12/30(水)
入賞者発表
2021/1/5(火)
参加方法
最初にコンテストにエントリーするための登録が必要です。
788remixcompetition@gmail.com
こちらのメールアドレスに楽曲データと、以下の個人情報を埋めて送信してください。
Nama :(名前)
Umur :(年齢)
Nomor hp (aktif WhatsApp) :(WhatsAppに使用している電話番号)
Email : (メールアドレス)
Domisili :(住所)
タイトル欄は「788 remix」にしてください。
また、自分は登録の際に身分証明書の画像を添付することを求められたので、しておいた方が良いと思われます。マイナンバーカードで問題なかったです。
登録が完了したら、折り返し連絡があり、WhatsAppのコンペティション参加者のグループに追加されます。
(「期間」の項目にある通り、これらの作業は12/15(火)までに行ってください。)
完成した楽曲は、上記と同様のメールアドレスに「competition song」というタイトルで、WAV形式で添付して提出してください。
ファイル名は「名義 - タイトル」としてください。
部門/賞品
審査員賞
最優秀賞:賞状+3,000,000インドネシアルピア(約22,200円)
2位:賞状+2,000,000インドネシアルピア(約14,700円)
3位:賞状+1,000,000インドネシアルピア(約7,400円)
投票によるチャンピオン(参加者、聴衆による投票を行い、1位になった作品):賞状+1,000,000インドネシアルピア
最も再生された作品賞:賞状+1,000,000インドネシアルピア
審査員による決定は不可逆です。
サンプリングミュージックでもあるFunkotにおいてメロディーの引用やボーカルのサンプリングを禁じられるなどなかなか厳しい縛りのあるコンテストですが、逆にここが腕の見せ所と言ったところですね。現地でこういったコンテストが開催されるのはかなり久々な印象なのでよろしければ是非参加してみてはいかがでしょうか。
aGas L3のアルバムがオーダー受付開始
今年の5/30にaGas L3を招いて開催予定だった「DUGEM ADVANCE Presents : Revolution Of Funkot」は、コロナウイルスの影響で中止になってしまいました。
【告知】
— Aki DugemRising (@Aki_Suzuki_Fs) 2020年4月24日
5/30に開催予定だった「DUGEM ADVANCE Presents : Revolution Of Funkot」ですが、
ゲストのaGasの渡航がコロナウイルスの影響で不可になったため、開催を中止させていただきます。
楽しみにして下さっていた皆さんには申し訳ございませんがご理解いただけますと幸いです。#FUNKOTREVOLUTION
これに関しては不可抗力とはいえ、くるものがありますね…
とはいえこれで終わるつもりはありません、この流行が収まった暁には絶対に彼を呼んだパーティを開催したい所存です。
さて、実はaGasのアルバムを今回のパーティにて販売する予定だったのですが上記の理由で叶わなくなってしまいました。しかしアルバム自体はネットにて販売することになりました。
Hallo Funkot Lovers...!!
Sebelumnya Kami Ucapkan Terima Kasih Banyak Uda Mau Support & Dukung terus Remixer Indonesia..Untuk itu Izinkan Saya (Remixer L3Rmx Team)
Mempersembahkan Karya Saya Dalam Sebuah Album Bertajuk Sound Of Revolution..☑ PRE-ORDER NOW.. !!
☑ REMIXED BY: aGas L3
☑ IDR 700k : 7 Lagu (Belum Termasuk Ongkir Wilayah Masing")
☑ Last Order 12 Mei 2020
☑ Pengiriman Bersama Tanggal 22 Mei 2020Demo lagu: https://soundcloud.com/fannie-deng-huan-ni
Minat langsung Chat
WA ONLY :
Agas : 081297777039Payment:
Rek BCA__865 006 9871__a/n Fanny
(Wajib Sertakan Bukti Tf)- Dengan Format Order
Nama:
No tlpn:
Alamat lengkap Rt / rW
Kabupaten:
Kota:
Kode pos:Terima kasih
Ditunggu pemesanan nya ya gaesss....
↑から引用。
簡単に要約すると、
・7曲入り、700000 IDR (約4800円程度)
・オーダー締め切り:2020/5/12
・発送:2020/5/22
・名前、住所、電話番号、住所、郵便番号を添えてください。
・楽曲デモ ↓
購入の連絡はWhatsApp経由で以下の番号に。
081297777039 (aGas)
もしくは本人のFacebookに友達申請してチャットで連絡するのも可能だと思います。
代金の振込先はBCA(Bank Central Asia)口座で以下になります。
865 006 9871 (名義はFannyになっているようです)
振り込みに関しては購入したい旨を伝えれば詳しく教えてくれると思います。
個人的には相手方の銀行口座に直接振り込みを代行してくれるTransferWiseというサービスがおすすめです。
CDに関しては恐らくコロナウイルスの影響で当分は発送されない可能性が高いため、もしデータのみで購入したい方は対応するとのことです。
楽曲に関しては全曲Funkot Revolutionを体現した先進的なトラックで、ネタとしてもFunkotでも馴染み深く、かつレンジの広いチョイスなのでDJプレイでも活躍するのではないでしょうか?
Funkotが好きな方には是非購入をおすすめします。
2020 Mandarin Funkot Relay Mix by Japan DJs ( Aki, Liet, Race, ned, TOMOYU, nuxyotaurus )
今回は関西のFunkoter、nuxyotaurusさんからの寄稿です。
ファンコッターの皆さんごきげんよう!
nuxyotaurusです!
実は、ある目的のためにAki・Liet・Race・ned・TOMOYU・nuxyotaurusの6人でマンダリンファンコットのリレーミックスを録りました。
新旧交えたエモあり・ブチアゲあり・ボリューム満点の仕上がりになっております。
この記事の一番下にDLリンクもありますのでどうぞお楽しみ下さい!
今回の目的については、新型肺炎の蔓延で苦しむ中国に対して中国の歌が大好きな私たちにはなにかできることがあるのではないかと思いnuxyotaurusがこの企画を立案し、他の5人の賛同を得て実行しました。
音楽の力では直接人を救うことはできないけど、このMIXを聴いてくれた日本や世界の中国の音楽が好きな人へ支援を呼びかけることで少しでも助けになればと思っています。
また、ウイルスの脅威に晒されているのは私たち日本人も例外ではないので皆さんもいつも以上に健康に気を遣い、手洗いうがいとFunkotで踊って免疫力をつけましょう!
自分の身の安全を最優先にしても多少の余裕がある方はぜひ被災地への支援をお願いいたします。
今回の新型肺炎ウイルス災害に関する支援先には、以下の活動が挙げられます。
新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急支援活動
https://donation.yahoo.co.jp/detail/925039/
Tポイントやクレジットカードで小額の寄付ができるこちらのYahoo!ネット募金が手軽です。
「空飛ぶ捜索医療団ARROWS(アローズ)」の活動資金になります。
nuxyotaurusもあまり余裕がないのでここから1000円だけ寄付しました!
新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急支援活動(空飛ぶ捜索医療団ARROWS(アローズ) 2020/01/30 公開) - クラウドファンディングREADYFOR (レディーフォー)
https://readyfor.jp/projects/new-coronavirus
こちらも「空飛ぶ捜索医療団ARROWS(アローズ)」の活動資金になります。
3000円から寄付でき、活動報告メールを受け取れます。
希望者には「寄附金受領証明書」が発行されるそうです。
新型コロナウイルス感染拡大への国境なき医師団の対応について(2020年2月14日更新) | お知らせ | 国境なき医師団日本
https://www.msf.or.jp/information/detail/20200214.html
国境なき医師団には3000円から寄付できます。
国境なき医師団への寄付は、税制優遇措置(寄付金控除)の対象となります。
現在収集できている情報はここまでです。
他にも信頼のおける支援先の情報があれば随時共有します。
今回の災害で亡くなられた方、ご家族や大事な人を亡くされた方へお悔やみを申し上げます。
罹患中の方の回復と、中国の皆様が笑顔で来年の春節を迎えられることを心より願っております。
ここまで読んでくれた方、協力してくれた5人のDJの皆さん、ありがとうございました。
このMixが少しでもみんなを幸せにできますように!
DLリンク
https://www.mediafire.com/folder/q7s98opogvafr/2020+Mandarin+Funkot+Mixtape+by+Japan+Djs
トラックリスト

インドネシアのFunkot/Breakbeatコミュニティ「LBDJS」がニューアルバムのオーダー受付を開始
インドネシアのジャカルタに拠点を置き、Funkot/Breakbeatの普及に貢献しているDJコミュニティ「LBDJS」のレーベル「LBDJS Record」の新アルバムの発売がアナウンスされました。

「LBDJS Record VOL8 EXCLUSIVE bTo CHARITY EDITION」と題された今回のアルバムはLBDJS Recordがコンスタントにリリースし続けているBBのアルバムシリーズの8作目に当たります。
タイトルの通りこのアルバムはチャリティーアルバムになっており、売り上げは全額インドネシアの孤児院に寄付されるそうです。
今までのリリースではBBのアルバムはBBのみ、FunkotのアルバムはFunkotのみだったのですが、今回は両方が収録されており今までとは異なった形式になっています。
内容としてはAjay Angger、Fahmy Fayや、FunkotでおなじみのRonnyによるBBが9曲、
そしてジャカルタのクラブGolden CrownのレジデントDJであるWillyとUseによるFunkotが6曲収録されています。
曲リストは以下の通り(LBDJS RecordのFacebookより引用)
🙌 List Lagu Breakbeat:
1. Always Loving You
2. Dance Monkey
3. Love You 3000
4. Senorita
5. Ngeot
6. Starlight
7. Attention
8. Devil inside me
9. Play vs Unity🙌 List Lagu Funkot :
1. Taki Taki
2. Baby
3. Lily
4. Despacito
5. Dusk Till Down
6. Women Bu yi yang
↑こちらがFunkotの収録曲のデモ。BBの各収録曲のプレビューも同アカウントにアップされています。
価格は500.000インドネシアルピアで、日本円で約4000円程度です。
(どの送金サービスを使うにしても別途で送金手数料がかかると思います。)
少々高いとも感じますが、これでもインドネシアでのDJ/クラブ向けの楽曲単価と比べるとかなり安いと思います。
私感ですが、Funkot、BBともに現地の最新ヒット曲のリミックスが収録されているので、現地の潮流を追っている方にはかなりおすすめです。
注文の仕方についてですが、以下の連絡先に、
WhatsApp : 0818186682
LINE : @LBDJS
以下のフォーマットで注文したい旨を添えて送ってください。(英語で問題ないです)
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インドネシア語ですが詳細はこちらのページにも書いてあります。
もしどうしても直接的なやりとりに抵抗がある、もしくは相手方から返信が来ないなど問題があれば、私の方で仲介しようと思うのでお気軽に私のTwitterにDMしてください。
オーダーの期日は 1/25 です。
個人的に現地のFunkotシーンを支えたいという思いと、時々「現地のアルバムの買い方がわからない…」という声も耳にするので、記事にまとめてみました。
もし興味を持たれた方がいらっしゃいましたら是非注文してみてください。